寒さと共に訪れる乾燥は、肌の最大の敵です。しかし、ちょっとした工夫をスキンケアに取り入れることで、そのダメージを最小限に抑えることができます。本記事では「ちょっとした工夫でOK！冬の乾燥に負けないスキンケア選びの方法」と題し、冬の乾燥に悩む方々必見の日常生活で簡単に取り入れられるこの時期のスキンケアアイテム選びのコツを解説します。ぜひ、あなたのスキンケアに役立ててください。

とにかく「保湿」！で乾燥に負けない肌づくりを

アルコール成分に注意する

スキンケア製品にはよく含まれているアルコール成分。アルコールは消毒や収れん作用があり、一見便利な成分です。しかし、アルコールは肌の水分を奪ってしまうため、冬の寒い時期や乾燥肌の人は極力避けた方が良いです。

さらに、長期間使用すると、皮膚のバリア機能が弱まり、外部刺激に対して敏感になりやすくなります。購入前には、成分表を確認して、アルコールの有無をチェックしましょう。そして、アルコールフリーのスキンケア製品を選ぶことで、乾燥を防ぎつつ肌を守ることができるのです。

正しいクレンジング方法でバリア機能を守る

正しいクレンジング方法は、肌のバリア機能を守り、肌が乾燥に負けないようにするために非常に重要です。まず、クレンジング剤を手に取り、顔全体にやさしく広げます。このとき、ゴシゴシこすらないように注意します。化粧や汚れをしっかり落とすために、ぬるま湯でなじませながら洗い流します。次に、クレンジング後のすすぎも大切です。洗顔後はタオルでそっと押さえるように水分を拭き取り、摩擦を避けます。これにより、バリア機能を損なわず肌を清潔に保つことができます。

保湿成分を含む化粧水を選ぶ

保湿成分を含む化粧水を選ぶ際には、成分表示をしっかり確認することが大事です。特に、ヒアルロン酸やセラミド、グリセリンなどが含まれているものがおすすめです。これらの成分は、肌の水分保持力を高めます。次に、低刺激であるかどうかを確認し、敏感肌でも使いやすい化粧水を選びましょう。また、試供品を使って肌に合うかどうかを試すことも重要です。最後に、化粧水をコットンに含ませて軽くパッティングすることで、肌にしっかり浸透させます。このような化粧水を選び、正しい方法で使用することで、冬の乾燥肌を防げます。

また、「化粧水」は必ずしも使用する必要はありません。
化粧水を使用する最大の目的は「先に肌に入りやすい水分が多いアイテムの使用してその後のアイテムの浸透度を高める」ことなので、このタイミングでさらっとしたテクスチャーを使用してその後の美容液のブースターとして使用したり、化粧水と二役まとめて担うことで時短することも可能です。

浸透力を高める美容液を選ぶ

冬の乾燥に負けない潤い溢れる肌づくりのためには、美容液の浸透力を高めることが大事。そのためにはいくつかのポイントがあります。まず、顔をクレンジングと洗顔でしっかりと清潔に余分な角質や油分を洗い落とします。次に、化粧水やさらっとした水分多めの美容液で肌を整えた後に、美容液を適量取り、顔全体にやさしくなじませます。特に、気になる部分には、指の腹を使って丁寧に押し込みます。さらに、美容液を塗った後に、ハンドプレスを行うことで浸透力がアップします。そして最後に保湿クリームで仕上げることで、美容液の効果を閉じ込め、肌にうるおいを与えます。正しい方法で美容液を使うことで、より保湿に効果的なスキンケアが実現できます。

いかがでしょうか？本当にちょっとした工夫を加えるだけで肌が乾燥しにくくなってきます✨すぐに取り入れて今年は乾燥に負けずに冬を過ごしてくださいね。