この春、はじめるアンチエイジング

2024.04.05

春のスキンケアルーティンの基本

春らしいぬくもりとともに新たな季節がはじまりました。この時期は、気温の変動が激しく、肌の調子も不安定になりがち。アンチエイジングをするにあたって、それに対応したスキンケアの見直しは、美肌を保つために欠かせません。アンチエイジングを始めるにあたって重要な、「肌の基礎作り」にも役立つスキンケアルーティンを実践して美肌づくりの基礎を固めましょう♪

新生活に合わせた肌ケアを

新しい生活が始まる春は、肌も新たな環境に対応する時期。新生活のストレスや環境の変化は、肌にも直接的に影響を及ぼします。そのため日頃のケアを一新し、環境に合わせた肌ケアが不可欠です。朝は、保湿を中心に、日焼け対策も忘れずに行いましょう。夜は、一日の汚れをしっかり落とし、保湿と栄養を与えることに集中します。また、ピーリングやパックといった特別なケアも週に一度は取り入れて、肌の新陳代謝を促進していくことが大切です。新生活にあわせたスキンケアで、年齢にかかわらずしっかりとターンオーバーする肌の地盤を整えましょう。

春特有の肌トラブルとその対策

春は、花粉や黄砂、PM2.5など、肌に刺激を与える要素が多い季節です。それらは肌を炎症させる原因となりがちで、敏感肌の人にとっては特に辛い時期になります。こういった春特有のトラブルには、そもそもの肌のバリア機能を高めることが重要です。保湿力の高いスキンケアアイテムを選んで、肌をしっかり保護しましょう。そして、洗顔後は速やかに化粧水で水分補給を行い、乳液やクリームでしっかりとフタをします。外出時には、UVカット効果のあるアイテムで肌を守り、帰宅後はすぐに顔を洗って刺激物をきれいに落としてあげましょう。適切なケアで、春の肌トラブルは未然に防ぎましょう!

朝と夜のスキンケアの違い

スキンケアは、時間帯によって行うべきアプローチが異なります。例えば朝のスキンケアは、日中の外的刺激から肌を守ることが主な目的。軽めのテクスチャーの化粧水で水分補給をし、UV対策を含めた日中用クリームで肌をガードします。一方、夜のスキンケアは、日中に受けたストレスや老廃物をしっかりと落とし、肌の修復に注力することが重要です。クレンジングの後、丁寧に洗顔を行い、保湿に加えて、栄養成分が豊富な美容液やクリームを用いてじっくり肌を労ります。朝と夜、それぞれの目的に合わせたスキンケアを行うことで、24時間健やかな肌を保つことができるのです。

アンチエイジングに効く食生活

アンチエイジングを目的とする際は食生活においても身体の内側から肌や体調を整えることが大切です。そのため、日頃の食事の中に特定の栄養素を意識して取り入れることが必要不可欠です。バランスの良い食事に加え、特定の食材を積極的に摂取することで、健康はもちろん年齢を重ねても活き活きとした外見を維持することができます。

春野菜を取り入れた美肌食

春に旬を迎える野菜は、その時期に最も栄養価が高く、新鮮な状態で美肌作りに最適な食材となっています。春野菜の中でも特に、アスパラガスやたけのこ、わらびなどはビタミンやミネラルが豊富。これらを取り入れた食事は肌の新陳代謝を促し、ターンオーバーを正常化させる効果があります。例えば、朝の一品にたっぷりの新鮮な春野菜サラダを加え、ノンドレッシングで素材の味を楽しむことで、肌に潤いを与えると同時に、身体を内側からキレイにしてくれるのです。

抗酸化物質を多く含む食品の数々

アンチエイジングには「抗酸化物質」が非常に重要な役割を担います。特にビタミンC、ビタミンE、ポリフェノールなどは、自由基(フリーラジカル)を無害化し、細胞の老化を遅らせる働きがあります。これらの栄養素を多く含む食品には、ブルーベリー、トマト、くるみ、抹茶、納豆などがあります。これらの食品を日々の食生活に取り入れることで、徐々に肌のハリや艶が出てくるでしょう。滑らかな肌の持続や健康の維持には、これらの抗酸化物質を意識的に摂ることが非常に重要です。

栄養バランスの良い食事も不可欠!

アンチエイジングを心がけている方にとって、食事構成を栄養バランスのとれたものにすることも非常に重要です。一日のメニュー例として考えると、朝食は玄米や全粒粉のパンとともに、サラダとフルーツを添えたものが良いでしょう。昼食には、タンパク質をしっかり摂れる魚料理や豆腐、さらに季節の野菜を用いた炒め物がおすすめ。夕食では、野菜をメインに、肉や魚を適度に取り入れた料理を心がけるとなお◎。間食にはナッツ類やヨーグルトが適していて、一日を通じたバランスの取れた食事が、アンチエイジングに効果的です。

日差し対策で肌の光老化を防ぐ

春夏の強い日射しは、肌へのダメージが強いとされ、日焼けによる即時的な影響だけでなく、長期的な肌老化の原因にもなります。そのため、日差し対策は早めの時期から心掛けることが重要です。まずはすぐにできることから始めつつ、肌の健康を長期的に守っていきましょう。

UVケアは春からが重要

ご存じの通り、紫外線は肌の最大の敵といっても過言ではありません。特に、昼間の外出時には強い紫外線が降り注ぎ、UVケアを怠るとシミやしわの原因につながります。日常的に紫外線カット効果のある基礎化粧品や、UVカット加工された化粧下地を使用することで、日差し対策を始めることが大切です。また、出かける際には、サングラスや帽子を併用し、直接肌に紫外線が当たるのを防ぐ工夫をしていくことが重要でしょう。

日焼け止め選びのポイント

日焼け止めを選ぶ際は、SPFやPAの値に注目しましょう。SPFは紫外線B波から肌を守る力、PAは紫外線A波に対する防御力を示しています。日常生活での使用であれば、SPF15程度でも十分ですが、屋外でのスポーツやレジャー時には、SPF30以上パワーのある製品を選ぶと良いでしょう。また、水や汗に強いウォータープルーフタイプや、肌の負担が少ないノンケミカル(非化学合成物)タイプもあります。肌質や使用状況に合わせて最適なものを選ぶことが、効果的な日焼け止め選びのポイントです。

服装とアクセサリーでの紫外線対策

急いでいるときやちょっとした買い物等近所での紫外線対策にも有効なのが、服装やアクセサリーを活用した紫外線対策です。UVカット処理が施された服は、紫外線を遮る能力が高く、露出部分を減らすことができます。よく街でも見かける長袖のトップスや、顔まわりをカバーできるワイドブリムの帽子は更に効果的です。また、紫外線カットレンズを備えたサングラスは、目へのダメージを防ぐだけでなく、目元の肌を保護する役割もあります。そして、そこに日傘を使用することで、直射日光から身を守り、より一層の保護が期待できます。これらをうまく組み合わせることで、スキンケアやメイク等がしっかりとできていない時でも気軽に日差し対策をすることが出来ます。

アンチエイジングの基礎は「保湿力」で培える

春の訪れと共に、私たちの肌も季節の変わり目のダメージを受けやすくなっています。その中で、活き活きした肌を維持するためのカギを握るのが「保湿」。肌のしっとりとした感触、弾力のあるハリを取り戻す/これからも維持するためには、日常のケアにおいて保湿力のアップを意識することが重要です。適切な保湿ケアを行なうことで、肌は乾燥からまもられ、若々しく、美しさを保ち続けることができます。

春の保湿ケアのポイント

この時期の保湿ケアのポイントは、肌に優しい製品を使いながら、しっかりと水分補給を行うこと。まず、清潔な状態を保ちながら、化粧水でたっぷりと水分を与えます。その後は、水分が逃げないように、乳液またはクリームで肌を包み込むようにしてケアすることが大切です。また春の陽気に誘われて外出が増えることも想定し、日中の保湿ケアも忘れずに。UV対策としてサンスクリーンを使用する際にも保湿成分が含まれている製品を選ぶと、より効果的でしょう。

乾燥を防ぐスキンケア商品の選び方

肌の乾燥を防ぐには、適切なスキンケア商品の選択も重要。肌に合う商品を選ぶ基準として、まずは自分の肌質をしっかりと把握することが必須です。敏感肌の方は刺激が少なく、肌を落ち着かせる成分が配合されているものを。また、保湿成分が豊富で、長時間肌の水分をキープできるものが理想的です。成分表示を確認し、無添加やオーガニック、天然由来成分多めのアイテムなど肌にやさしい商品を選ぶこともポイントです。試用サイズやサンプルがある場合は、自分の肌に合うか先に試してみることをおすすめします。

効果的な保湿成分とは

保湿成分と一言で言っても、その種類は多岐にわたります。効果的な保湿成分としては、セラミドやヒアルロン酸、グリセリンなどの水分を抱え込みやすい成分が挙げられます。セラミドは肌本来の保湿機能をサポートし、ヒアルロン酸はその保水力の高さから肌の潤いを長時間維持してくれる働きがあります。また、グリセリンは皮膚の表面に水分を保つことで、肌の乾燥を防ぐ効果があります。これらの成分が含まれる製品を選ぶことで、外部の刺激から肌を保護し、乾燥に強い健康的な肌へと導いてくれるでしょう。評判の良い製品を選ぶと同時に、自分の肌と相談しながら最適な保湿成分を見つけていくことが、美肌への近道となります。

いかがでしょうか?
新生活の始まり、また春の息吹を感じる今だからこそ!すぐにできることから「アンチエイジング」を始めて活き活きとした肌を保ちましょう♪

この記事を書いた人

Kirei Kibun運営事務局
Kirei Kibun運営事務局

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